探偵事務所というのは普段利用するサービスとは大きく異なり、どのような業界でどのようなサービスがあるのかが全く分からなく、人伝いに話を聞く中では少なからぬ失敗例もあるといいますが、どのような探偵事務所を選んではダメなのでしょうか。
まず選んではダメな候補として挙げられるのは、書面での契約書を締結せず口約束で済まそうとする業者です。
多額の費用を口約束だけで済ますというのは様々な危険があり、またそうした業者の場合は仕事の面でもいい加減で、調査をなに一つ行わずに調査報告書をでっち上げるというケースもありますので、まずは書面でしっかりと契約を締結することが重要になります。
続いて選んではダメな候補として挙げられるのは、会社に来させようとしたり逆に喫茶店などでしか会おうとしないケースで、本来は探偵が場所を指定するのではなく相談者の希望に沿う形で面会場所が決まります。
会社に無理やり来させようというのは契約を強要しようとしたり、訪問販売ではありませんのでクーリングオフの対象にならないという点を狙ったもので、また一方で喫茶店でしか会わない場合は会社としての実体がないことが考えられますので、いずれも選んではダメな探偵事務所といえます。
続いて失敗しないための興信所の選び方についてですが、まずは情報収集に際してホームページで会社概要がしっかりと確認でき、公安委員会への届け出番号が明記されているというのが最低条件となります。
特に公安委員会への届け出が無い場合は違法営業にあたりますので、こうしたところの場合は絶対に避けるべきだといえます。
またこれ以外に失敗しない興信所の選び方としては、ホームページを見比べるだけで選択するのではなく、調査員に直接会い相談してみるということが挙げられます。
相談の際には相手の言動や態度を見る中で、調査員としてのレベルや信頼性についても見えてくる部分がありますので、直接会うというのは失敗しないための興信所の選び方としては非常に重要なのです。